#41 やってみます [ドラゴンボール]
「わ、わかりました。やってみます………」
by,孫悟飯
男には、夢があった。
学者という大事な夢を抱いていた。
宇宙一強くて、優しい父。
宇宙一強い男の嫁で、教育ママという言葉が似合う母。
ふたりのこどもは、本が大好きで、学者になる夢を抱き、心優しいこどもに育つ。
名前は悟飯という。
セルゲームという地球を懸けた闘いが迫っていた。
悟空は、悟飯とともに修行をし、悟飯をスーパーサイヤ人へと変貌させ、その底知れない力に気づいていた。
しかし、当の本人、悟飯は自分の力を知らなかった。
セルゲーム当日、悟空がトップバッターとして闘う。
セルと闘うも、悟空よりもセルの方が強かった。
「まいった!降参だ!おめえの強さはよーくわかった!オラはもうやめとく」
(悟空)
セルに対して、さらにこう言い放った。
「こんどの試合でたぶんセルゲームは終わる。そいつが負ければ、もうおめに勝てるヤツはいねえからだ…だがオラは、さっきおめえと闘ってみて、やっぱりそいつならおめえを倒せるとおもったんだ。おめえの出番だぞ、悟飯!!」
(悟空)
そう言うと、誰もが驚いた。
しかも、言われた張本人が一番驚いている。
悟空はなぜ悟飯なのか説明し、悟飯もセルと悟空の闘いを見ていて、たいしたことがなかった、と言う。
「やれ悟飯!平和な世の中をとりかえしてやるんだ。
学者さんになりたいんだろ?」
(悟空)
悟空の悟飯を見る目は、優しい父の目であった。
息子に期待をし、息子にすべてを託した悟空は、笑っている。
「わ、わかりました。やってみます………」
by,孫悟飯
そして、悟飯はセルに立ち向かっていった。
タカセ
2011-01-19 19:47
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0