#30 ウソみたいだろ [タッチ]
「ウソみたいだろ」
by,上杉達也(タッチ)
「マンガ=アニメ」みたいなとこがある。
なにせ、原作がマンガだから、当たり前のことだ。
今回はアニメでも「名シーン」と言われる、“そこんとこ”を紹介したい。
甲子園を懸けた夏の地区予選の決勝戦。
上杉和也はエースとして、マウンドに上がる予定であった。
しかし、マウンドにはその姿がなかった。
和也と達也は決勝戦が行われる朝に、珍しくキャッチボールをする。
小学生以来というキャッチボールをしたあとに、和也は学校に向かう。
達也はお守りを和也に届けるために、学校を訪れるが和也の姿はなく、街を探し回る。
浅倉南や和也の両親、野球部の部員などは和也がいないことを心配する。
結局、和也が不在のまま、試合は始まってしまった。
そのころ、達也は病院にいた。
テレビで試合の様子を見ていたが、医者に「お気の毒ですが…」と言われ、達也は両親などがいる球場に向かい、両親と友人の原田に病院に行くように言った。
南は病院へと向かい、和也が寝ている部屋を訪れた。
そこには、達也も座っていた。
「きれいな顔してるだろう。ウソみたいだろ。
死んでるんだぜ。それで…。
たいしたキズもないのに、ただ、打ちどころが悪かっただけで…
もう動かないんだぜ。な。ウソみたいだろ」
by,上杉達也
学校に行く前の会話は
「じゃ兄貴、いってくるね。はげましのおことばは?」
(和也)
「がんばれよ」
(達也)
「うん」
(和也)
「じゃあ南、球場で」
(和也)
「うん」
(南)
タカセ
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