#5 最後まで突き進む [H2]
「男だったら一度めざした道は最後まで突き進むものよ。
途中で背中なんか見せるな!倒れる時は前のめりだ! ヒジの痛みなんか根性で治せ!」
by,雨宮ひかり(H2)
「夢」というのは、追い続けてもいいものなのか……。
周りから冷たい視線で見られそうだ。
でも、追い続けて敗れるのならいいのかもしれない。
だって、敗れたときに次の世界が見えてくるからだ。
「成長をする」ということは、敗れて這い上がること。
それなら、最後までやり通そうと思う。
H2の主人公、国見比呂は中学校で全国大会優勝を経験する天才投手である。
ヒジの痛みから、高校では野球部のない高校に進学する。
3か月投げれば、ヒジは壊れると医師から言われ、野球を辞めないといけなかった。
『ガラスのヒジ』なのだ。
比呂の幼なじみの雨宮ひかり。
彼女は、比呂の良き理解者である。
「あんた(比呂)から野球をとったら何も残らないんだから」
医師から野球を辞めたほうがいい、と言われた比呂に対して言いはなつと、続けて……
「男だったら一度めざした道は最後まで突き進むものよ。
途中で背中なんか見せるな!倒れる時は前のめりだ! ヒジの痛みなんか根性で治せ!」
by,雨宮ひかり
ひかりは、比呂を知っているからこそ、厳しい一言を浴びせた。
比呂の心のどこかで野球に対する未練がある、とひかりは悟ったのかもしれない。
未練があるのなら、やり続けたほうがいい。
ふと思い出したときに、辛くなるからだ。
男なら、一度決めた道を突き進む。それが男なのだ。
タカセ
2010-12-13 19:00
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何か一つのことでも続けるのは、難しい…
それを諦めず続けてる人は、かっこいいね!尊敬したくなる!
どうでもいいことですが、ヒジの怪我のことを書いてる下に、
膝に痛み対策の広告がきてておもろいかったんです。
by み (2010-12-13 22:56)
みさん。
それだけ好きなものを見つけるのは難しいですよね。
本当にかっこいい!
狙い通りですかね(笑)
by タカセ (2010-12-14 19:03)